スポンサーリンク




スポンサーリンク

コンドロイチンの特徴
コンドロイチンは、正式名称をコンドロイチン硫酸ナトリウムといいます。
言葉の由来はコンドロスというギリシャ語で軟骨という意味です。
コンドロイチンはその名前からもわかるように、
ヒアルロン酸やたんぱく質とともに関節の軟骨の部分に存在し、
それらが軟骨のクッションとなっているのです。
コンドロイチンは、軟骨以外にも皮膚の結合組織をはじめあらゆる組織の中にあるのです。
コンドロイチンは角膜を保護するときや、
関節痛や腰痛、また五十肩などの病気をなおするためなど、
医薬品として幅広く使われているのです。
コンドロイチンの皮膚の保湿効果や関節を健康にする作用は、
健康食品としても広く使われています。
自然の中でのコンドロイチンは、
納豆や山芋、なめこ、オクラなどの粘りけのある食品に多く含まれています。
吸収率の点からいうと植物性の食品より動物性の食品の方がいいのですが、
動物性の食品に含まれているものはサメや鶏の軟骨、
それからフカヒレ、ドジョウ、ウナギなど
あまり頻繁には食べないものにしかコンドロイチンは含まれていません。
またコンドロイチンを体内に摂りこむためには、
そんな食品をたっぷり食べなければなりません。
現実的に考えても食品では無理があり、
サプリメントを利用するほうがいいでしょう。
サプリメントに使うコンドロイチンは、従来牛や鯨から取っていましたが、
捕鯨ができなくなったりBSEという問題も起こりました。
それで今ではコンドロイチンをサメから抽出するようになっています。
コンドロイチンと体の水分
コンドロイチンには水分を保持する効果があります。
その保水力は驚くほどで、
数字にするとコンドロイチン10グラムで水分を数リットルも保持することができるのです。
人は生まれてすぐのときは、体内に水分をたっぷり蓄えています。
コンドロイチンやヒアルロン酸の力で体の中の水分がしっかり保たれている状態は、
赤ちゃんのすべすべの肌や若い人のしみやしわのない肌を見れば、よくわかるでしょう。
歳をとってくるとだんだん体内の水分が少なくなり、
肌はカサつきやすくしわもでき、内臓の水分も少なくなるために免疫力が落ちたりします。
体の水分量を比較すると、若年男性の場合が60%で、女性の場合が50%です。
しかしそんな若いときはたっぷりある水分も歳とともに減っていき、
25歳を越える頃からいわゆる老化が始まるようになります。
水分量は60歳をすぎると、男性で50%、女性では45%とだいぶ減ってしまうのです。
これは体内のコンドロイチンが、
やはり歳を重ねるごとに減少していくからだということができます。
コンドロイチンは20歳頃から減少し、
50歳頃には必要量の1/20までも落ちるようです。
体内の水分とは大切なもので、それは減少すると肌にハリがなくなるばかりか、
臓器の動きや血液の流れにまで影響してしまいます。
健康で長生きするためにも、体の水分を維持することは大事です。




おすすめの記事