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カリウムサプリメントを摂取する前に ミネラルとは
生体にとって欠かせない元素のうち窒素、酸素、水素、炭素を除いたものを指します。
ミネラルには100種類以上もの種類がありますが、
その中でも特に栄養素として必要不可欠な16種類の元素は必須ミネラルと呼ばれます。
必須ミネラルとされているのは16種類の元素
(ナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素)です。
必須ミネラルの1つとして、カリウムというものがあります。
体内に存在するカリウムのほとんどは細胞内液に溶け込んでいます。
生命活動は、このカリウムと細胞の外にあるナトリウムがバランスよく働くことで、
正常に維持されています。
食品経由の栄養素としてはカリウムはそこそこ摂り入れやすい栄養素と言えますが、
どうしても必要量に届かないようであればサプリメントを服用するという手もあります。
ただし、サプリメントはあくまで補助的なものであって薬効があるわけではない
という点に注意しなければなりません。
サプリメントを利用したとしても、やはり栄養のバランスは大事です。
カリウム成分が不足したときにそれを補ってくれるのがカリウムサプリメントであり、
それ以上のものではありません。やはり毎日の食事から摂り入れるのが主ですので、
サプリメントに頼りきらないようにしましょう。
毎日バランスのとれた食事を心がけ、栄養を摂るようにしましょう。
カリウム不足にはカリウムサプリメント
カリウムは食品から簡単に摂り入れることができます。
魚介類、海藻類、野菜類などの旬の素材は、日本人の食習慣の中心をなすものでした。
サプリメントで摂取する必要などなく、特に不足しがちな栄養素ではなかったのです。
昨今進んだ日本人の食生活の欧米化は、
伝統的な食生活の中では起きなかった生活習慣病をもたらし、
それとともにカリウムサプリメントが脚光を浴びるようになりました。
日本人の死因の中で高い率を占める心臓や脳血管の疾患には、下敷きになっている病気があります。
例としては、糖尿病や高血圧などといった病気がそれに当たります。
糖尿病や不整脈などの心疾患など、カリウム欠乏はさまざまな症状をとって現れます。
カリウムが不足し食事からの摂取だけでは不足するような場合には、
カリウムサプリメントを効果的に使って状況を改善できます。
塩分の過剰摂取が高血圧の原因として言われることがあります。
塩に含まれるナトリウム成分の排出を促進する目的でカリウムをサプリメントで摂取することで、
塩分を摂ってしまいがちな人は高血圧の予防にすることができるかもしれません。
カリウムは発汗によって失われてしまうため、
汗を多くかくような暑い日にはカリウム欠乏を起こしやすく、
夏バテの原因となります。食品からカリウムを摂り入れられることが一番ですが、
夏バテを起こしていまっている時には食欲も落ちてしまいますので、
カリウムサプリメントを使うのは良いかもしれません。
カリウムサプリメントは摂取量に注意
サプリメントの利用によるカリウムの過剰摂取には注意する必要があります。
サプリメントに限ったことではありませんが、
カリウムを摂取しすぎると高カリウム血症を起こす危険性があるため、摂りすぎには注意が必要です。
肝機能や腎機能が何らかの理由から低下してカリウムを体外に排出できなくなっていたり、
カリウムを摂りすぎたりすることで、
血液中のカリウム濃度が上がってしまうことで高カリウム血症になります。
高カリウム血症がもたらす悪影響は重篤なもの(四肢の痺れ、筋力低下、嘔吐)が多いですが、
時に致死性の不整脈を引き起こし心臓が止まってしまうこともあります。
特に、腎機能があまり良くない人については、
サプリメントだけでなく食品からもカリウムを過剰摂取しないように注意すべきです。
糖尿病でインシュリンの働きが悪くなると、カリウム不足を起こすことがあります。
中には、カリウムのサプリメントを糖尿病を予防するために使っていることもあると聞きます。
しかし糖尿病になってしまった場合には、カリウムサプリメントの摂取量には注意が必要で、
場合によってはカリウムサプリメントの摂り入れは止めた方が良いこともあるようです。
糖尿病によって発生しやすくなる合併症のうち、糖尿病腎症は割合に起こりやすく、
腎臓の機能が下がってしまいます。
前に述べたように、腎臓の機能が下がっている時には高カリウム血症となりやすいため、
カリウムを摂りすぎないようにしなければならないのです。
薬でないとは言え、サプリメントの影響力はそんなに小さなものではないのです。
カリウムサプリメントに限らずサプリメントの摂取量には細心の注意が必要なのです。




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