ビタミンC誘導体とは?
ビタミンCは抗酸化作用や美白などの効果に優れた成分ですが、成分自体がもろく、壊れやすく不安定なため、化粧品に配合してもビタミンCの効果が発揮されにくいという欠点がありました。
そんな壊れやすいビタミンCの作用を損なわないよう人工的に改良して安定化させたうえに、皮膚に浸透しやすくした成分が「ビタミンC誘導体」です。
改良して皮膚に浸透しやすくしたビタミンCのことをいうそうです。
ビタミンC誘導体の効果
◆大人ニキビのケア
◆美白効果、シミの予防
◆毛穴を目立たなくさせる
◆ハリを与えて小じわを防ぐ
ビタミンC誘導体を使うだけで、こんなにたくさんの効果が得られるんですね。
ビタミンC誘導体化粧水の選び方
ビタミンC誘導体の種類で選ぶ!
化粧品に良く配合されるビタミンC誘導体は4つありますが、それぞれ 肌への浸透率 が異なり、浸透率が高いものほど効果が高いです。
浸透率が高い順に並べると…
APPS
(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
リン酸アスコルビル
(リン酸アスコルビルMgまたはリン酸アスコルビルNa)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
アスコルビン酸グルコシド
浸透率が高いものほど効果が高いとされるビタミンC誘導体のうち、もっとも浸透率の高いのは「APPS」のようですね!
自分に合った配合量のものを選ぶ
一般的な薬用化粧品…1~3%
ドクターズコスメなど…5~6%
「ビタミンC誘導体がより多く配合されているものが欲しい」という人は上記の配合率を基準に選んでみて下さいね。
ただし配合率の記載がないアイテムも多くあるため、公式サイトやパッケージに配合量を記載しているメーカーのアイテムがおすすめです。
一般的な薬用化粧品よりも、ドクターズコスメのほうが配合量が高いようです。
ビタミンC誘導体化粧水にはデメリットもある!?
美白やニキビに効果的な種類もあれば、刺激が強かったり乾燥しやすかったり、肌質によっては合わないものも存在するんです。
つまり、悩み・肌質に合ったビタミンC誘導体を選ばないと実感できないということ。
自分に合ったビタミンC誘導体化粧水を探さないと意味がないってことなんですね…。
おすすめのビタミンC誘導体化粧水
米肌 澄肌美白化粧水(KOSE)
お米と発酵の力で美しさを育む米肌の美白ライン「澄肌美白化粧水」です。
ビタミンC誘導体のほか、米発酵液・コメヌカ酵素分解エキスなどの保湿成分を厳選して配合。
うるおいに満ちたなめらかな角層に整え、内側から輝くような肌へと導きます。
石けん・化粧水・美容液・クリームのセットが1389円(税抜)、送料無料で購入できます。
ケイカクテルVローション(ドクターケイ)
「ドクターケイ」は 青山ヒフ科クリニック発 のドクターズコスメブランドで、大人ニキビ、毛穴に着目しています。
そしてこの化粧水は、「2012年@cosmeベストコスメ大賞 化粧水部門 第1位」を獲得したAPPS配合の化粧水です。(APPS配合率は非公開)
150ml 7,560円のドクターズコスメです。
効果を実感できたという口コミが多く、評価が高いようですね。
安定型ビタミンC誘導体10%ローション・110ml(ビーエス-コスメ)
5%では物足りない方、翌朝感をすぐにお試しになりたい方におすすめです。
スペシャルなイベントの前のローションパックなどにいかがでしょう。
成分特有のつっぱり感が5%より強く出ます。
ビタミンC誘導体の配合量が10%のほか、5%、15%、5%+アミノ酸誘導体3%もあります。
新世代ビタミンC誘導体「アプレシエ(APPS)」1%化粧水・50ml用作成キット(ビーエス-コスメ)
アプレシエ「APPS」(パルミチン酸アスコルビン酸3Na)は、今までのビタミンC誘導体に比べても皮膚吸収に優れ、肌内部まで働きかけます。
透明感が気になる方にオススメです。
また、リフトアップや肌再生の働きを高め、お肌を深部から丈夫にしてくれます。
こちらに化粧用の精製水を入れると、効果のあるビタミンC誘導体化粧水ができあがるそうです。