町側は、保護者や校長らでつくる懇話会の議論を踏まえて「各校に給食室を設ける『自校式』が望ましいとの意見が多かった」とする一方、「用地や費用などの課題もあり、しっかり精査する必要がある」とした。
町議からは「当面は(従来型の配達式)デリバリーでやるが、最終的なゴールは決めていないのか」などと問う声のほか、「前向きな検討がなされていない」「具体案を示してもらわないと議論にならない」といった批判が相次いだ。
これに対し、町側は「どの方式がふさわしいかの方向性を決めるためにも、専門家を交えた検討をしていきたい」と述べ、新年度予算に関連費用を計上し、来年度も継続して協議する考えを表明した。
給食中止に伴い、生徒は現在、弁当を持参しているが、町教委は「生徒は落ち着きを取り戻している。受験シーズンを迎えることもあり、当面はこの状態でいきたい」とした。弁当を持参できない生徒を対象としたパンの販売や仕出し弁当の手配などについては、「今後の検討課題」とするにとどめた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171115-OYT1T50137.html
続きを読む
Source: ダイエット速報