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喫煙、肥満には不健康税を。アリもキリギリスも同じ保険料なのはおかしい
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1: 名無しダイエット 2017/05/02(火) 08:41:24.94 ID:4VOmq4+50?2BP(6000)

――医療費を巡り、健康に気をつけている人とそうではない人で不公平感が生じていませんか。

東北大学の辻一郎教授

 「私はイソップの寓話(ぐうわ)の『アリとキリギリス』に例えている。アリもキリギリスも同額の保険料を納めている。
だが医療費を余計に使っているのは、不摂生な生活を送っているキリギリスの方だ。これは不平等だと言わざるをえない」

 「1994年から始まった宮城県大崎保健所管内の住民を対象とする『大崎国保コホート研究』に携わっているが、ここでは喫煙、肥満、運動不足の三拍子がそろう人は、そうでない人と比べて医療費を4割も多く使っていることが分かった

 「喫煙など3つが原因の医療費は全体の12.8%を占め、2014年度の45歳以上の国民医療費にあてはめると約4兆2000億円に達する。
私自身は公的医療保険制度の中に、努力しない人に余計に負担してもらう仕組みを入れてもいいと思っている」

 ――不公平感の解消にはどのような手法が考えられますか。

 「健康診断の結果で保険料を上下させると、健康診断の前だけ頑張る人が出てくる。また、肥満は遺伝的要因もあるので、肥満だという結果だけをもって自己責任ともいえない。
毎日、何を食べて、どれだけ運動したのかを監視することも現実的ではない。導入しやすいのは、モノに対する課税として『不健康税』を創設することだと考えている」

 ――不健康税とは、どういう税ですか。

 「ハンガリーが炭酸飲料やスナック菓子に5~20%の課税をしている。肥満につながりそうなモノの消費を抑えようという考えだ。
私は日本でも取り入れて、社会保障費に回せばよいと考えている。まずは、たばこから始めるべきで、喫煙者は肺がんなどのリスクを高めていることから、
私の試算に基づけば医療費分として1箱当たり250円を余計に払うべきだと考えている。
これは罰ではなく、選択の自由を脅かすものでもない。あくまでも負担の公平性の問題だ」

 ――運動不足も病気の原因の一つです。

 「私の試算では、1日1歩多く歩けば、医療費は1日0.043円下がる
とはいえ、歩かない人に罰を与えるべきではない。都市・交通政策を見直して、自然と歩きたくなる街づくりを目指すことに知恵を絞るべきだろう」

(聞き手は辻征弥)

ソース
東北大の辻教授「喫煙、肥満に不健康税を」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15495240Z10C17A4I00000/
「喫煙など3つが原因」とは喫煙、肥満、運動不足のことらしい


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Source: ダイエット速報




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