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スワップ金利の高い国の問題点
低金利通貨を売って高金利通貨を買うことが、スワップ金利を手に入れる基本です。
国の金利が変わらない限り、スワップポイントに大きな変化ありません。
金利差によって発生するのがスワップポイントだからです。
私たちはほとんど日本円を売って外貨を買いますから、
日本円の金利が上がればどの通貨のスワップ金利も減ることになります。
スワップポイントを利用して一定の年利を計算していても、
突然の金利の引き上げなどで日本と他国間の金利差が変われば、
そこで先々の計画が変わってしまいます。
また、高金利通貨でさえあればそれでいいのかというと、そううまくはいきません。
金利の高い国には金利の高いなりの理由があります。
成長性の高さの他にも金利の高くなる理由があるのです。
投機対象国の危険度を表すカントリーリスクの高い国、
インフレ率が高く実際の貨幣価値は下がり気味の通貨の場合も考えられます。
インフレの激しい国は貨幣価値自体が下がりやすいので、
必然的に円高になって差損がふくらむ危険が出てきます。
加えて、いくら高金利通貨でもマーケットに流通する貨幣の総量が少ないと、
ちょっとしたことで為替が変動します。
つまり、為替レートの変動はむしろ少なく、安定している通貨を探さなくてはなりません。
FXにおいて、確かに外貨を保有してさえいれば何もしなくても
毎日スワップポイントは入りますが、やはり最低限のリスク管理はしておきましょう。
そして、このスワップポイントを何のために増やすのか、
最終的にどのくらいにしたいのか、
運用のコンセプトをしっかりかんがえておきましょう。




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