毎日作る料理、その時に必ずと言っていいほど出るものが
【野菜の皮や切れ端】ですよね☆
その野菜のくずどうしていますか?
実は、その捨てていた野菜のくずに美容成分や健康成分が多く含まれていると、
注目を集めているのです!!
でも、実際にどのようなものなのでしょうか?
玉ねぎの皮やにんじんのヘタ部分、ネギの青くてかたい部分やセロリの葉など、
毎日のお料理の時に捨ててしまいがちだったお野菜の切れ端やくず。
そのまま生ごみとして捨ててしまっていた人も多いかもしれませんが、
実はその捨てていた部分には栄養素がたっぷりと含まれているんです!
そんな栄養たっぷりの野菜くずを煮出した出汁を「ベジブロス」と言います。
ベジブロスとは、ひとことでいえばあまった野菜から作る出汁(だし)のこと。
野菜の調理くずからとる野菜の出汁。
今までは捨てていた野菜(=ベジタブル)の皮や根っこ (=ブロス)のことです。
それをあわせて縮めて「ベジブロス」。
これを野菜スープにいれたり、炊きこみご飯の水の代わりにいれたりして通常の料理に使う。
これがベジブロスの基本です。
☆べジブロスの作り方☆
用意するもの
・野菜くず
・水
・お酒
おすすめの野菜は、玉ねぎ、にんじん、大根、しいたけなど。
いつもよく食卓にあがる野菜でOKです。基本的にどんな野菜も対応可能です。
ただ少し不向きなのでは?と思われている野菜もいくつかあるので、
後ほど詳しくご紹介します。
作り方
1. 鍋に水と野菜の切れ端を入れて、小さじ1杯のお酒を加えてから火をつけます。
このお酒が、うまみを引き出してくれるんです。
2. 弱火で20~30分加熱しましょう。野菜がふつふつと踊るくらいの弱火で設定してください。
3. 火を止めたらボウルにざるをのせて野菜を濾して、完成です。
農薬が気になる場合は?
残留農薬が気になる場合は、重曹を使った落とし方がおすすめです。
やり方は、まずボウル一杯の水に対して小さじ1程度の割合で重曹を溶かします。
その重曹水の中に野菜くずをつけて1分ほど放置します。放置しすぎてしまうと
野菜そのものの栄養素が溶け出してしまうので注意してください。
あとは流水でしっかりと流せば完成です。
☆べジブロスに向いている野菜&向いていない野菜☆
・べジブロスに向いている野菜
ベジブロスに向いている野菜とは?
たまねぎの皮や根
じゃがいもの皮
しいたけの芯
セロリの端
ニンジンの皮やへた
トマトのへた など
※ベジブロスをおいしくするポイントは香りのある野菜をくわえることです(セロリ、パセリなど)。
・べジブロスに向かない野菜
ベジブロスに向かない野菜とは?
ブロッコリーの芯
カリフラワー
かぼちゃの種
キャベツの芯
紫色の野菜(なすのへた、紫キャベツ、紫たまねぎ)など
※臭いやアクがあるものや、苦味がでる野菜などはベジブロスに向きません。
☆べジブロスの効果とは?☆
ベジブロスで最も注目を集めているのが、高い美容効果です。
抗酸化作用があるファイトケミカルが体内でできた「老化物質」から身体を守ってくれるので女性の悩みである
シミ・シワなどの老化防止に役立ってくれ、美肌へと導いてくれます。
さらにファイトケミカルの効果は生で摂取するより加熱をした方が体に吸収しやすくなるので、
生野菜ジュースを飲むより効果が出やすいと言われています。
☆べジブロスの注意ポイント☆
ベジブロスは味噌汁やカレー、スープなど水の代わりに使用すると料理にコクとうま味が出てきます。
また、作ってから冷蔵で3日以内に全て使い切るように意識してください。
使い切れない方は冷凍にして2週間以内に使用してください。
また、野菜は皮を使用するので無農薬のものを使用するのがベストです。
☆べジブロスの使い方☆
普段の料理の水の代わりに使うのがベストです。
たとえばスープや味噌汁などのだしとして使用したり、
カレーやシチューなどの煮こみ料理、漬け物などの漬け液にもくわえると
いつもの料理にまろやかな甘みとうまみが加わりおいしくなります。
カレーやシチュー、スープにお味噌汁など、普段お水を入れているところに、
この【べジブロス】を代わりに入れると、比べ物にならないくらい栄養価が上がります!
お米を炊くときにもべジブロスをお水に足すのも効果的ですね☆
言われないと気づかないほど気になりません^
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今まで捨ててしまっていたもので、
健康にも美容にもいい成分が摂れるなんて、嬉しいですよね♡
少し面倒ですが、捨てる前にやってみましょう!!
Source: 美容まとめネイバー