日焼け止めしっかりしてるのにシミは出来るの?
春から夏だけではなく、今やオールシーズン日焼け止めをしている方も少なくないかと思います。
日焼け止めの正しい使い方もよく知っているという方はふえ、飲む日焼け止めも活用しているかたもいます。
ただしシミの防止にはもう1つ知っておかなければいけないことがあるのです。
目に紫外線が入ると角膜に炎症が起こり、脳は目が紫外線ダメージを受けた事を察知して体内にメラニンを発生させる事が、最近の動物実験で明らかなりました。
シミが出来るメカニズム
一般的な肌のシミは【メラニン色素】が皮膚に沈着したものです。
メラニン色素は紫外線をあびたときに生成され肌を守るという大事な役割をもっていて、肌のターンオーバーに合わせて随時排出されていきます。
しかしこの肌のターンオーバーが乱れてくると排出されるはずのメラニン色素が沈着した状態で皮膚の表面にあらわれて【シミ】と呼ばれるのです。
シミが出来る2大要因
1つめは誰もが知る【紫外線】
紫外線を浴びることによってメラニン色素が生成されるのでみんな日焼け止めなどの紫外線対策をしているのです。
紫外線を浴びすぎると、ターンオーバーで排出しきれないほどのメラニンが生成されてしまい、それが沈着するとシミになってしまいます。
意外と見落としがちで大事な2つ目は【ターンオーバーの乱れ】
生活習慣の乱れ(睡眠不足や偏食、運動不足など)や、過剰なスキンケアに肌への刺激(洗顔でごしごし洗うなど)でも肌のターンオーバーがみだれてしまいます。
睡眠時に生成される女性ホルモンのエストロゲンが睡眠不足によって不足するとターンオーバーの乱れを引き起こします。
不規則な食生活、栄養の偏り、アルコールもターンオーバーに必要な栄養成分を無駄に消費してしまいます。
紫外線対策がシミ防止にはやっぱり大事
シミ予防の基本は紫外線を防ぐことです。
ターンオーバーが正常であればメラニン色素が大量に生成されても大丈夫か?というとそうではありません。
なので正しい日焼け止めの使い方や様々な紫外線対策が必要になってくるのです。
日焼け止めの効果を最大化するポイント6つ
①自分に合ったものを選ぶ・用途で使い分ける
②化粧水・美容液で整えた後に塗る(乾燥した肌に塗ると余計に乾燥してしまう)
③ムラなくすりこまないように丁寧にしっかり塗る(薄いとムラになるので重ね塗り推奨)
④2~3時間おきに塗りなおす
⑤外に出る20~30分前に塗ることで肌になじみ効果が最大化されやすい
⑥1日のおわりに必ずきれいに落とす
【目】こそ紫外線から守るべき!特に大事なのに見落とされがち
目に入った紫外線が信号となって送られる為、肌をUVケアしていてもメラニン色素が生成されて、直接肌に紫外線が当たったのと同じ状態になる
目の紫外線は身体全体に日焼けをさせるリスクがあり、日焼けしやすくてシミのできやすい身体の状態に誘導していきます。
正しい日焼け止めの使い方をしていたとしても【目】への紫外線対策をしていなければ最大の効果はえられません。
【目】への紫外線対策で簡単なのはサングラスです。
紫外線の強いオーストラリアでは小学生はサングラスをつけることを義務化するなど、目肌焼け対策に積極的です。
サングラスは濃ければいいわけじゃない!選ぶポイントはここ!
UVカット機能と色の濃さは何の関係もないので注意が必要です。
Source: 美容まとめネイバー