L-システイン
体内でも合成できる非必須アミノ酸のひとつ
黒色メラニンの発生を抑制したり、アルコールを分解してできるアセトアルデヒドと反応して無毒化したりといった働きがある。そのため、肌や髪のトラブル改善、美白、二日酔い予防などの目的で、錠剤型の健康食品として一般に広く販売されている。
システインとシスチンとは体内で相互変換されるので、シスチンを含んだ食べ物を食べれば、間接的にシステインを摂ったことになります。
また、システインの原料となるのは「メチオニン」というアミノ酸ですが、メチオニンが多く含まれる食品をしっかり摂ることも、体内のシステイン量を増やすことにつながります。
どんな食べ物に含まれてる?
特に牛肉などの肉類には豊富です。小麦粉、牛乳、大豆、オートミールなどの食べ物にも多く含まれています。
またL-システインの合成に使われるメチオニンは豆製品や肉類、魚介類、乳製品、ナッツ類、全粒小麦、ほうれん草、ニンニクなどに含まれています。
コウジ酸
麹から生み出される天然成分
「コウジ酸」には、シミやそばかすの原因となるメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を抑える働きがあります。それがシミの根源となる細胞に直接働きかけるため、高い美白効果が期待できるのです。また、シワやたるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生を抑える作用もあるとされています。
最近明らかになったのが、抗糖化作用です。加齢や紫外線ダメージの蓄積により、肌のコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が糖と結びつき、AGEs(エージーイーズ)という黄褐色で肌を固くする物質がつくられます。これは肌を黄色っぽくくすませ、ハリや弾力も失わせますが、コウジ酸はAGEsの産生を抑える働きがあることがわかったのです。
含まれる食材は?
麹を使用した発酵食品は、漬物、味噌、醤油、味噌、酒、甘酒、米酢など多岐にわたり、日本人の生活に深く根付いています。
醤油や味噌、お酒などの醸造現場で働いている杜氏の手がツヤツヤして白いということが言われていたようです。
シナロピクリン
シナロピクリンの美白効果は
メラノサイトやチロシナーゼ(メラニン色素の元)に直接アプローチしてどうにかしようという成分ではなく、そのもっと以前の、遺伝子レベルでメラニン生成を抑制ということになり、一般的な美白成分とは性質が違うようです。
含まれている食べ物は
アーティチョークの葉の苦味の素となる成分の一つであり、つぼみや茎にも含まれていますが、葉の中に最も多く含まれています。
新顔の西洋野菜『アーティチョーク』(朝鮮あざみ)
アーティチョークは,若いつぼみがフランス料理などに用いられ,日本でも人気が高まりつつある注目の食材。
アーティチョークはどうやって食べるの?
ビン詰めなどでは見かける機会のあるアーティチョーク。でもやっぱり生から調理したものはひと味違います。不思議な形状の西洋野菜、アーティチョークの下処理の方法から基本の食べ方、生で食べるカルパッチョのレシピまでをご紹介。
Source: 美肌ネイバーまとめ