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90%以上の人が経験する身近な病気です。

医学用語では「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、10代の大多数に発症し、大人の患者も多い皮膚の疾患です。

進行状態を把握しよう!

◽ 白ニキビ

出典kireca.com

ニキビの初期段階で、毛穴に詰まった皮脂や肌表面に残った角質が毛穴の内側に残ってしまい、盛り上がってしまった“でき始め”状態のニキビです。

炎症が起こる前の状態で、毛穴が完全にふさがって白く見えますが、かゆみや痛みはほとんどないはず。
皮ふを新しくしていくサイクルであるターンオーバーが乱れることにより毛穴周囲の皮膚が厚くなり、ふさがった毛穴に皮脂や角質が詰まってしまうのが原因です。

この状態を放置し、洗顔不足による不衛生な状態を続けたり、睡眠不足など不規則な生活をしていたりすると、次第に炎症を起こして赤ニキビへと進行してしまうのです。

▽ 注意点やケア方法

 

白ニキビは絶対に潰してはいけません。
潰した瞬間から炎症が始まってしまいます。

洗顔と保湿で肌の油分と水分のバランスを整えるケアを!

ただ、1日に何度も洗顔をしたり、汚い指でいじって白ニキビに刺激を与えると一気に赤ニキビにまで悪化するので注意!

酵素洗顔はタンパク質を分解する作用があるので、毛穴に詰まった角栓を分解し落としてくれるので、毛穴詰まりが原因の白ニキビに悩む人にオススメです!

またストレスの多い生活は、皮脂分泌が過剰にし、肌質も硬くなるので毛穴が詰まりやすくなりニキビができやすくなります。 優しい洗顔とスキンケアはもちろん、基本の生活習慣を見直すことが白ニキビ予防への近道です。

◽ 黒ニキビ

イチゴ鼻を筆頭とする「黒ニキビ」。
その原因は、毛穴に皮脂や角質が詰まること。
放置すれば炎症を伴う赤ニキビ(しかも痛い)などに悪化する

その表面に出てきた部分が空気に触れると酸化し、酸化した部分は黒く変色してしまいます。

黒く変色した毛穴の皮脂や汚れが黒ニキビの正体なのです。

これ黒ニキビやんってなって取ろうとしたら、なんかぷっくりしていることに気付いた。

その場合は黒ニキビではなく、粉瘤になっている可能性があります。

▽ 注意点やケア方法

 

細菌だらけの手でニキビを潰すことで、症状を悪化させたり広範囲に黒ニキビができたりすることもあります。

また無理に潰すと色素沈着を起こし、ニキビ跡が消えなくなりシミになってしまいます。

さらに、皮膚細胞が破壊されて皮膚が窪んだニキビ跡になります。もっと悲惨なことになると同じ場所にニキビができやすくなり、刺激を与えたせいで皮膚も厚くなってしまいます。

洗浄成分に石油系の合成界面活性剤が使われているものは絶対にNGです。
台所洗剤にも使われているくらいで、洗浄力が強すぎて肌の刺激になります。

ある程度の洗浄力は毛穴汚れをとるために必要ですが、強すぎるものは乾燥やニキビを悪化させるので避けましょう。

ラウリル硫酸○○・ラウレス硫酸○○・○○スルホン酸といった成分が入っていないかを必ずチェックしてみてください

ピーリングをしてあげると詰まっているものを剥がし取ってくれます。

AHAという成分が効果的で身近なドラックストアにも置いてあります。

このピーリングをする際はできるだけ流し落とすものにすることをオススメします。

◽ 赤ニキビ

いよいよ炎症を起こしてしまった段階がこの赤ニキビ。
古い角栓や過剰に皮脂分泌によって毛穴が塞がれ続けていると、次第に毛穴の内部でアクネ菌が繁殖し、毛穴とその周辺が赤く腫れ上がってしまうのです。

赤ニキビの大きな原因は皮脂の過剰分泌だと言われています。
皮脂は肌に潤いを与え、外部からやってくるホコリや細菌、ウィルスなどが入り込まないように防御する役割を果たしています。皮脂の量が少なすぎるとお肌が乾燥して肌の防御機能が失われ、シミやシワなど様々な影響が出ます。

赤ニキビが痛む場合には、アクネ菌が毛穴の中で増殖し炎症が起こっている状態です。

痒みを伴う赤ニキビの場合には、乾燥肌と合わない化粧品の使用が原因となっています。

▽ 注意点やケア方法

赤ニキビは既に初期ニキビが悪化し、炎症している状態です。
そのため、「炎症を抑える」といったケアが大切になります。

早く綺麗に治したい!と思うのであれば、まずは皮膚科へ行って専門医の人に相談をしましょう。

赤ニキビはれっきとした肌の病気であるため、軽視をせずしっかりと治すことが大切です。

◽ 黄ニキビ

赤ニキビがさらに進行してしまい、皮膚表面にいるブドウ球菌が悪さをした状態が、中に膿が溜まった黄色ニキビです。

膿は、ニキビ菌と戦った白血球の残骸が溜まっている状態。

ニキビがかなり悪化した状態なので、触ったら痛み、かゆみがあることも。

黄ニキビになったとしても
炎症はまだ完全に沈静化しておらず、

膿が新たなニキビの原因に
なりうる可能性が高いです。

皮膚の中に膿が残っていると
毛穴がふさがっているので
またアクネ菌などの常在菌が
増えてしまう恐れがあります。

▽ 注意点やケア方法

 

ニキビの根本原因は、特定の病気などを除き全て”毛穴詰まり”です。

すぐにできる10のセルフケア

 

・高脂質・高カロリーな食事を控える



動物性脂肪や糖質は、皮脂の分泌を増加させる可能性があります。摂りすぎに注意しましょう。

・ビタミン・食物繊維をしっかり摂る
肌の生成を促すビタミンAや抗酸化作用が高いビタミンC、Eは、肌のためにしっかりと摂りたい栄養素。便秘で毒素を溜め込んでしまわないために、食物繊維を摂ることも大切です。

・化粧品はノンコメドジェニックテスト済のものを使用する
ノンコメドジェニックとは、アクネ菌の養分になりにくい油分を用いた化粧品のことです。化粧品の油分によりニキビが誘発されるのを防ぐ効果が期待できます。

・クレンジングの後は洗顔をする
肌に残ったクレンジング剤が毛穴詰まりを引き起こすことがあるため、洗顔でしっかりと洗い流してください。

・洗顔は1日2回、丁寧にすれば充分
過剰な洗顔は肌に刺激を与え、肌が本来持つバリア機能を損なってしまう可能性があります。

・洗顔の際はニキビを潰さないようにする
洗顔をするときは、ニキビを傷つけないよう、良く立てた泡で優しく洗いましょう。

・ニキビが潰れてしまった場合は清潔に保つ
傷口から雑菌が入ってしまわないように、潰れた痕は清潔に保ちましょう。

・ニキビ肌用の化粧水などを使って適度な保湿をする
洗顔後は、角質層の水分が蒸発して肌が乾燥しがちです。洗顔した後の保湿ケアは怠らないようにしましょう。

・できる限りストレスをためない
ストレスを感じると男性ホルモンやノルアドレナリンが増加し、皮脂の分泌が増加し、ニキビの原因となります。

・睡眠をしっかりとる
肌の新陳代謝は睡眠中に活発に行われるため、睡眠が不足すると、肌の治癒や再生が滞ってしまう恐れがあります。



病院でのニキビ治療

 

・アダパレン(ディフェリン)の塗り薬…毛穴をふさぐ角質に作用する、ニキビ治療の中心となる薬
・非ステロイド系抗炎症薬の塗り薬…炎症をおさえる
・抗菌薬の飲み薬
・塗り薬
・ケミカルピーリング…保険適応外の治療法

など

重症化してしまっている場合は、内服の抗生物質を処方してくれます。

炎症により、ステロイドの注射をする皮膚科もあります。

重症化してしまうと塗り薬ではなく、ホルモンが関係してきます。

男性ホルモンが関係してくるので、男性ホルモンを減らしてイソフラボンなど女性ホルモンを摂取する治療もあります。

もちろん、塗り薬のみで治る事もありますのでものすごく重症化していないかぎりは大体塗り薬を処方してくれますので、しっかり洗顔をしてお肌を清潔に保ってから処方された塗り薬を忘れず塗ってください。

◽ 紫ニキビ

ニキビの中で最も悪化した状態のもので、患部に血や老廃物がたまってしまって赤黒く、あるいは紫に腫れてしまったものをいいます。

触ると「しこり(芯)」のような異物感があるなどの特徴があります。

顎やフェイスラインに沿ったUゾーンにニキビが連なってできることが多く、1個1個が盛りがった大きいものもあって、メイクで隠すことも難しいです。

赤ニキビや黄ニキビと混在して連なってできる「集簇性座瘡」も紫ニキビの一種。

▽ 注意点とケア方法

 

紫ニキビはニキビの中でも、跡(痕)に残りやすくとても深刻なニキビなので、悪化して肌に跡(痕)が残ってしまう前に体内環境を整えて皮膚が再生しやすい状態を作ることが大切です。
まず血液循環の改善と、体の中の老廃物を排出させることが紫ニキビの改善への近道となるのです。

冷え性や貧血などによって血のめぐりが悪くなってしまうと、紫ニキビの炎症が起きたときに患部に血液が溜まりやすくなってしまいます。
紫ニキビを重症化させないためにも体の冷えを防止して血流を改善し、ニキビの進行を防いでいきましょう。

紫ニキビは非常に大きなそして深刻な肌トラブルで、医療機関を受診してもおかしくない皮膚炎のレベルだといえます。

自宅でのスキンケアに限界を感じた場合には、すみやかに皮膚科の専門治療を受けるようにしましょう。

◽ ニキビ跡

ニキビが治っても、皮膚に色素沈着や赤み、クレーター状のデコボコが肌に残ってしまうことがあります。
これらを総じて「ニキビ跡(痕)」と呼んでいます。

凸凹した目立つクレーターのニキビ跡ができてしまう原因は、肌の表皮層の下にある真皮層にまでダメージが加わってしまったため。

ニキビ跡のできる原因は、主に肌のターンオーバーが正常に行われていない事に関係します。

本来、健康な肌は一定の周期で肌の古い角質から新しい角質に生まれ変わるところですが、
これが何らかの加減で上手く行われず、古い角質が留まったままの状態なので、
ニキビの跡もそのまま残ってしまうのです。

主に「赤み」や「色素沈着」タイプのニキビ跡は”自然に消える”と言われ、

「クレーター(凸凹)」タイプのニキビ跡は、完全に治すのが難しいと言われています

 

▽ 注意点やケア方法

 

時間の経過とともにターンオーバーが進むと、ニキビ跡は徐々に目立たなくなります。
ニキビ跡の中にはセルフケアでは治すことが難しいものもあります

クレンジングを見直す
■目元のメイクは、顔に広げない

『保湿』は、洗顔によって落とされた、肌の潤いを補うことで、乾燥対策はもちろん、肌のバリア機能を維持して、ターンオーバーを正常に行わせたり、紫外線や摩擦などの肌ダメージから守ることで、ニキビ跡を予防します。

赤みのあるニキビ跡を消す効果が期待できるスキンケア

炎症の残っているニキビ跡には、様々な美肌効果が期待できるビタミンC配合の化粧品でのスキンケアがおすすめ。ビタミンCには抗炎症作用があるためニキビの炎症を和らげることができ、過剰な皮脂分泌を抑える作用によりニキビ予防も期待できます。
比較的軽度のニキビ跡なので、セルフケアでもニキビ跡を治すことは十分可能ですが、炎症が長引くとメラニンの生成につながり茶色のニキビ跡に、炎症が悪化するとクレータータイプのニキビ跡になってしまう可能性があるため、ケアは早めに行うことが大切です。痛みや痒みを感じる場合は早めに皮膚科などの医療機関で診察を受けましょう。

色素沈着によるニキビ跡を消す効果が期待できるスキンケア

色素沈着によるニキビ跡は、肌のターンオーバーが正常に行われていればシミと同じように薄くなっていき、徐々に消えていくもの。けれどもターンオーバーが乱れていると、メラニン色素が沈着し、シミ同様、長い期間肌に残ってしまいます。
そのため、ターンオーバーを正常化することが一番ですが、赤みのあるニキビ跡同様、ビタミンC配合の化粧品でスキンケアをすれば、色素沈着の原因であるメラニンの生成を抑えたり、できてしまったメラニン色素を薄くするほか、肌のターンオーバーを促進するビタミンCの作用でさらに早い回復が期待できます。
ただし、肌の奥にある真皮に色素沈着が起こった場合は、ターンオーバーでメラニンを排出することはできません。
また、このタイプのニキビ跡は紫外線を浴びると色素沈着が進行してしまう可能性があります。さらに目立つニキビ跡にしないためにも、外出する時はUVケアをしっかりと行いましょう。

 

クレータータイプのニキビ跡を消す効果が期待できるスキンケア

上記2つのニキビ跡と違い、治すのに時間がかかるだけでなく、セルフケアでの完治は難しいと言われているのが凹凸のあるクレータータイプのニキビ跡です。けれども、肌のバリア機能を回復させ潤いを取り戻すことで、セルフケアでも目立たない状態にまで肌を回復させることは可能です。
おすすめは、プラセンタ、コラーゲン、セラミドなど、肌にハリや弾力を与える成分が配合されている化粧品によるスキンケア。また、コラーゲンの生成を促すビタミンCは、傷の治癒やお肌の再生を促し、内側から肌をなめらかに整える効果が期待できます。
ただし、一度破壊されてしまった真皮は肌の新陳代謝では修復することができません。ですので、早期治療や完治を目指す場合は皮膚科や美容外科での治療が一般的です。

セルフチェックで診断してみましょう

 




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