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コラーゲンのウソホント!コラーゲンって本当に効くの?
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コラーゲンって本当に効くの?コラーゲンのウソホント

  • コラーゲンを含んだ商品やサプリがよくメディアで紹介されていますよね?
  • 今回はコラーゲンが本当に効果があるのかを調べてまとめてみました。
  • ぜひ参考にしてください

さん 

コラーゲンって本当に効くの?

テレビや雑誌、新聞などのメディアでは肌や健康にコラーゲンがいい、

という話を頻繁にしていますよね。でも、中には効果がない、ウソだ、

なんて話も聞くことがあります。

どっちが本当なのか、気になる点をまとめてみました。

コラーゲンを食べると効果がある?

コラーゲンはよくサプリなどで経口摂取することをお勧めする商品をよく見かけますね。

でも、それとは逆にコラーゲンを食べても分解されるから効果がない、

という話を耳にすることがあると思います。
これはどちらが本当なのでしょうか?

答えとしては「基本的に効果はない」というのが正しいと思われます。

コラーゲン自体は経口摂取してもアミノ酸まで分解されてしまう上、

肌や血管などの目的の場所にコラーゲンが再合成される可能性も高いとはいえないためです。

基本的に、と言ったのはコラーゲンが分解された時、

コラーゲンやエラスチン以外には使用されないアミノ酸である「ヒドロキシプロリン」

が血中に吸収されるそうです。

これにより材料を増やすという点では全くの無意味ではないと言えるでしょう。

更にこれを含むペプチドである「プロリルヒドロキシプロリン」

に線維芽細胞(皮膚の成分を生み出している細胞)が刺激されコラーゲン生成を促進する可能性がある、

という研究結果も報告されています。

ただしこちらはまだ研究段階でありメカニズムがわかっておらず、

あくまで「そういった可能性がある」という段階ですので今後の研究を待ちたいところですね。

コラーゲンはビタミンCと一緒に摂るといい?

コラーゲンを体内で合成するにはビタミンCを摂るのが有効、

という話もよく聞きますよね。こちらはどうなのでしょうか?

これは「本当」です。

先程も話題に上がった「ヒドロキシプロリン」ですが、

これを体内で合成するためにはビタミンCが必要不可欠なのです。

もしビタミンCを摂取しないで放置すると

 

「壊血病」という病気になってしまいます。

これはコラーゲンが合成できないので体が維持できず

どんどん壊れていってしまうという欠乏症の一種で、

大航海時代に多くの船乗りの命を奪った恐ろしい病気です。

大人気漫画「ONE PIECE」にも出てきたことがあるので

知っている方も多いのではないでしょうか。

閑話休題、ビタミンCを積極的に摂取することは「非常に効果的」と言えます。

簡単に言ってしまえば、コラーゲンにばかり気を取られているよりも

バランスの良い食事を心がけた方がはるかに効果的、ということですね。

コラーゲンは魚由来がいいってホント?

コラーゲンは動物由来のものよりも魚由来の方が消化がよく、

かつ安全性も高いため摂取するなら魚由来がいい、

との話もよく聞きますよね?
これはどうなのでしょうか?

答えは当然「ウソ」です。
先程述べた通りそもそもコラーゲンの経口摂取自体がほぼ効果がない以上、

どちらでも差はないと言っていいでしょう。

BSE等の安全性についても平成26年に農林水産省が発表した資料を現在でも見ることができるのですが、

「皮にはプリオンが蓄積しない」ことから皮由来のものに関しては国際法上で問題がないと認めています。

そもそもこの「魚の方が分解されやすい」という

研究自体が2003年に一水産企業が発表したものを色々な企業が使いまわしているだけで、

他に同様の論文や研究は一切見当たりません。

更に本来の発表では「分解率が7倍なので吸収がよくなることにつながる」という話だったのですが、

この発表を引き合いに出す企業はほとんどが「7倍吸収される」ことを売りにしており、

都合のいいように曲解しているのは明らかです。

また魚由来のものでは前述の「ヒドロキシプロリン」の含有率が低く、

線維芽細胞を刺激する可能性を考えても有効性は低くなってしまいます。

この面でも魚由来コラーゲンの有効性を懐疑的に見ておいた方がいいでしょう。

コラーゲンを使った化粧品は効くの?

コラーゲンを使った化粧品での保湿効果を押し出しているものがありますよね。

肌荒れ対策にコラーゲン入り化粧品。これはどうでしょうか?

調べた結果コラーゲンに保湿効果は「ある」ということなりました。

コラーゲンは分子の表面がかなり水を捕まえやすくなっており、

皮膚に塗ることで水分を保って皮膚の潤いを保ってくれる効果があることが判明しています。

冬に乾燥による手荒れを防ぐ、などの効果にはかなり期待できます。

反面皮膚から吸収、利用されることはほぼありえないものの

保湿することで肌に潤いを与える効果は十分実用的と言えるでしょう。

コラーゲンって結局効くの?

結局コラーゲンって意味あるの?
という疑問に関しての結論ですが……

「現在のところ研究が進んでいない」

と考えるのが一番でしょう。

コラーゲン関連商品には、はっきり言ってプラシーボ効果を除いて

明らかに効かないものもありはっきり言って眉唾ものが多いというのが正直なところです。

研究に関しても商品を売るために都合のいいデータを公開していると思われるものも少なくなく、

似たような実験で明らかに結果が異なっているものも見つかりました。

しかしながら研究の中には期待できるものもあり、

今後の研究次第では上記の評価がひっくり返る可能性も多分にあります。

科学の発展のためにも商品を売ることだけでなく、

しっかりと未来を見据えた研究をしてもらいたいものですね。

今回参考になったホームページ

美容まとめネイバー




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