体内時計が乱れ、エネルギーをうまく消費できなくなるためで、朝食を勧める科学的な根拠になるとしています。
これまで、観察研究を根拠に、「朝食を抜くのは、肥満や糖尿病などの原因になる」
と言われてきましたが、詳しいメカニズムは分かっていませんでした。
研究グループは、ラットを2つのグループに分け、一方は活動を始めた直後に、もう一方は、活動し始めてから4時間後に、それぞれ同じ量のエサを与える実験をしました。
人にあてはめると、朝8時に朝食を食べるのと、昼の12時にその日最初の食事をするのにあたり、
14日間観察した結果、活動し始めてから4時間後にエサを与えたラットはより体重が増えたということです。
遺伝子を調べたところ、体内時計の乱れで体温が上がりにくくなり、エネルギーの消費量が減ったほか、肝臓に脂肪がたまりやすくなっていたということです。
国の調査では、20代の4分の1は朝食を食べていないとされ、名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭准教授は、
「朝食が体によいとする科学的根拠が明らかになった。朝食を勧める後押しになれば」
と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20190103/3000002615.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
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Source: ダイエット速報