いきなりですが、心理テストをします。
心理テストA:
今、棚の中におにぎりがたくさん入っています。
そのうち3つがテーブルの上においてありました。
「好きなだけ食べていいですよ。足りなければ棚から好きなだけ出してくださいね。」
といわれたとして、あなたはいくつ食べますか?
おにぎりの具はお好みでどうぞ。混ぜご飯でも可。
心理テストB:
同じく棚の中に、おにぎりがたくさん入っています。
そのうち1つだけがテーブルの上に置いてありました。やはり、
「好きなだけ食べていいですよ。足りなければ棚から好きなだけ出してくださいね。」
といわれたとしてあなたはいくつ食べますか?
安心してください、大きさは全部一緒です。
この心理テストからわかること。環境から受ける影響の大きさ。
『肥満している人』ほど
Aで「3個」、Bで「1個」だけ食べることが多かったのです。
逆に『肥満していない人』はどちらも「2個」などAとBで同じ量を食べることが多かったのです。
リンク先では「肥満してる人」ほどとありますが、抑えられない食欲に困っている人は、自分の空腹感より外部からの影響に作用されることが多いです。
例えば…
〇ストック用に買ってきた食べ物も食べつくさないと気が済まない
〇お腹がいっぱいになっているにもかかわらず、お皿に乗っている食べ物を食べつくさないと気が済まない
〇食べ物のCMや動画などを見るとついつい食べたくなる
〇人が食べているのを見ると食べたくなる
〇買わないと決めていたのに、お店に陳列されているおかしを見るとついつい買ってしまう。
太っている人や、
ついつい食べすぎてしまう人は、「外発反応性」が高いと言われています。
「外発反応性」というのは、外からの情報などに欲求が
左右されやすい性質のことを言います。
つまり、周りの意見や情報に流されやすいということです。
これは、食べ物に限らず買い物など、
さまざまなシーンでも見られる性質です。
流されやすい人は要注意。
人間には、外からの情報で「○○したい!」となる「外発反応性」があります。ついたくさん食べてしまう人や肥満の人は外発反応性が高いといわれているので、外からの情報には特に注意。
「外発反応性」が高い人が食べないようにするにはどうしたらいい?
ひとつは、食べ物から遠ざかること。
「外発反応性」が高い人は、
まわりに食べ物があると食べてしまいがちです。
手の届く範囲や視界に食べ物を置かないことや
無駄な食べ物を買いだめしないことで
食事などを「目の前に置かない」というのも有効です。
冷蔵庫に入っていたり、戸棚に置いてあったりする食べ物があれば、ついそれを見て、フラフラッと食べたくなってしまいます。
しかし食べたくなったときに、遠くのコンビニまで走る人はマレなはずです。
何より大切なのは「とにかく買わない」こと。
目の届くところ、すぐ手の届くところには食べ物を置かないのがベストなようですね。
お菓子のストックなんてもってのほか。明日のおやつのために買っておこう…と思って何度失敗したことか!
寂しさを満たすためにたくさん食べてしまうこともある
たくさん食べ過ぎてしまう人は、さびしさ、不安、イライラを解消しようとして、何かを食べてしまう、口唇欲求という可能性もあるようですよ。
だから人と繋がるようにしたり、話しを聞いてもらうことってとても大切です。
誰かに頼ったり、甘えたりすることもっと積極的にやっていきたいですね。
1人で家に引きこもってポテチを消費するのは危険です。
「外発反応性」が高い人の具体的なダイエット方法
ですのであなたが過食をしてしまうとき、「とにかく食べちゃダメだ!」と考えるのではなく、気持ちを満たすために、何か別の物事を始めることです。
人と話す、電話をする、メールをする…。もしくは別の趣味を始めるのでも構いません。
それこそSNSやブログなどで「ダイエット日記」をつけるのも手です。
周囲の目があれば頑張れますし、またそれを題材に多くの人と交流することで、さみしさも紛らせることができます。
人とつながれてダイエットの成果を記録できる…SNSは最適です。
ただし、食べ物の写真も多いので誘惑も多そうですね…
〇とにかく食べ物を遠ざける
〇「食べちゃダメ」と考えるのではなく、別のことをする
〇電話・メール・SNSなどででもいいので人とのつながりを作る
もちろん、ダイエットをするうえで運動や食事制限は大切ですが、外発反応性が高い人の対策としては上の3つを意識するとよさそう。
Source: ダイエットネーバーまとめ