ドラマや映画に出演するお笑い芸人も増え、いつも見せている“笑いの世界”とまったく別の一面を見せてくれる。

役者も芸人もジャンルは違えど、ともに板の上に乗る仕事。芸人はテレビばかりではなく、劇場でお客さんを前にする機会も多いので、それによって芸が洗練されてゆきます。

中には俳優顔負けの演技力を誇る芸人も存在します。

誉田哲也の警察小説「姫川玲子シリーズ」を二階堂ふみと亀梨和也のダブル主演でドラマ化。

2010年には竹内結子主演のスペシャルドラマ『ストロベリーナイト』として映像化され、2012年には連続ドラマ化。前シリーズから6年を経てキャスト、スタッフを一新し、まだ映像化されていない最新エピソードを加えて再構成する。

ノンキャリアでありながら27歳という若さで警部補に昇任した刑事・姫川玲子(二階堂)と、年上の部下で巡査部長・菊田和男(亀梨)が事件解決に奔走する姿を描く。姫川の天敵でくせ者刑事・勝俣健作を江口洋介が演じる。

今野が演じるのは、姫川班との遭遇率が異常に高い、神出鬼没な中年巡査・井岡博満。惚れ込んだ姫川につきまとっており、冷たくあしらわれてもまったく動じない強いハートの持ち主だ。

今野浩喜：元お笑いコンビ『キングオブコメディ』のボケ担当。2015年解散。映画『ヒロイン失格』、TBS系ドラマ『下町ロケット』、NHK大河ドラマ『真田丸』などに出演。

朱戸アオによる同名コミックを実写化したヒューマンサイエンスミステリー。

右手にロボットハンドのような義手を装着している天才科学者・紐倉哲を主人公に、彼が助手や仲間たちと共に最新科学で摩訶不思議な事件を解決していく。

山下智久演じる紐倉とともに、事件に挑むお人好しで正義感の強い熱血助手・高家春馬役を濱田岳、紐倉と高家のもとに事件調査の依頼を持ち込むクールでやり手な美人官僚・牧野巴役を菜々緒が演じる。

牧野と共に働くエリート官僚・御子柴隼人役に、オリエンタルラジオの藤森慎吾が決定。御子柴は上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラだが、年下の牧野から、いいように使われ、なんだかんだ事件調査に協力させられていくという役どころ。

藤森慎吾：NSC東京校10期生。2004年4月に中田敦彦とオリエンタルラジオを結成。コンビでの活動の傍ら、映画｢ONE DAY｣｢サイン　プリーズ！｣などに出演。