激しい運動によっても痛風になるリスク 筋肉細胞が壊れ一時的にプリン体が過剰に
痛風というと、プリン体を含むビールや魚卵系などの食事を摂り過ぎることにより発症するイメージが強いと思います。
しかし、激しい運動によっても痛風になるリスクがあることをご存知でしたでしょうか?
今回は、痛風と激しい運動の関係について、医師の松本先生に詳しく解説をしていただきました。
痛風とは
血液中の尿酸が高くなり、溶けきれなくなった尿酸が結晶となり、関節にくっつきます。
何かの拍子にそれが剥がれ落ちると、敵と見なされ白血球によって攻撃され、風が吹いても痛いと言うような激痛を引き起こします。
圧倒的に男性に多く、足の親指が痛くなることがよくあります。
尿酸ができるメカニズム
尿酸ができる主な理由は細胞の破壊です。
普段からヒトの体は常に古い細胞を壊し、新しいものを作っていますが、その細胞が壊れた時に、細胞の核の仲から尿酸のもとになるプリン体が出てきます。
それを肝臓で尿酸に変化し、腎臓から尿と共に出て行きます。
尿酸が作られる量が多くても、出ていく量が少なくても、尿酸が過剰になって痛風の原因になります。
なぜ激しい運動をすると痛風になるの?
筋肉細胞が壊れる
激しい運動をすると筋肉の細胞がどんどん壊れるので、一時的にプリン体が過剰になり、肝臓で尿酸多く作られ、痛風発作が起きやすくなります。
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Source: 筋トレちゃんねる