これはイースト・テネシー州立大学の実験で、15人の筋トレ好きを対象にしたもの。筋トレ歴の平均は7.7年で、かなり足の筋力が強い人だけを選んだらしい。
実験では全体を2つのグループに分けまして、
追い込まずに筋トレ
限界まで追い込んだ筋トレ
(略)
さて、それでどんな違いが出たのかと言いますと、
遅筋も速筋のどちらとも「追い込まずに筋トレ」をしたグループのほうが発達していた!(つまり追い込まないほうが筋肉が増えてた)
mTOR、AMPKのレベルの変化はどちらのグループとも同じだった
だったそうな。以前には「筋肉は追い込まなくても同じように発達する」みたいな話はありましたが、今回はさらに面妖なことに「筋肉を追い込まないほうが良い!」との結論であります。おもしろいもんですなぁ。
が、だからといって「筋肉は追い込まないほうがいい!」って結論にはなりませんで、先行研究なんかを見てますと、「追い込んだほうが筋肉が増えた!」なんてデータもいくつか報告されてるんですよ。たとえば、
コブレンツ・ランダウ大学の2016年論文(R)
筑波大学の2005年実験(R)
ブラジリア大学などの2017年論文(R)
といったあたりは「やっぱ限界まで追い込んだほうが筋肉量が増えてたぞ!」みたいな結果になっていて、わりと混迷が深まる感じなわけです。
なんだけど、だいたい多くの実験を見てて思うのは、
おそらくは筋トレ初心者の場合は追い込んだほうが筋肉が増えやすいのかも?
筋トレ歴が長い人の場合は別に追い込まなくても筋肉は増えるのかも?(というか、追い込まないほうが筋肉が増えやすいのかも?)
https://yuchrszk.blogspot.com/2019/10/blog-post_29.html
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Source: ダイエット速報